漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代男性から
「2年ぐらい前から手の震えが止まらない。
精密検査を受けたが異常がない。
薬を処方されたが効果がなかった。」
というご相談でした。
季節や昼夜で特に差が無くいつでも同じ状態ということ。
また長年のストレスを抱えていたということでした。
五臓の肝が原因で起こる手の震えを改善する漢方薬と肝血(かんけつ)を増やす滋養強壮剤を服用していただき、1か月ほどで落ち着きました。
手の震えや筋肉がピクピクするなどの筋肉の不随意運動は、肝に蓄えられている血(けつ)の不足が原因で起こることが良くあります。
貧血症や胃腸虚弱、大量出血を伴うケガや手術、月経過多、過度なダイエット、慢性的なストレスなどで慢性的に肝血の不足を起こします。
肝血が不足すると顔や爪の色が悪い、手足のしびれ、筋肉のけいれんやひきつり、めまい、睡眠障害、眼精疲労、まぶたのけいれんなどが起こります。
肝血を回復するために胃腸を良い状態に保ち、肉や魚などたんぱく質を積極的に食事に取り入れましょう。
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